霊感とかないけど、バスで恐怖体験を味わいました。

はい、どーもクレイジーパピヨン青木です。

 

今日は先日、バスで出会ったちっちゃい子どもの恐怖体験をお話ししたいと思います。

怖いのが苦手な方は見ないようにしてください。

 

 

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その日、僕は飲み会があり、最寄り駅まで行くために夕方6時にバスに乗ることにしました。

バスに乗車し、座席を探していると一人の女の子と目があいました。

色白で年齢は3歳~4歳くらいでしょうか。

麦わら帽を被って、水筒のようなものを首からぶら下げ

ストローで美味しそうに何かを飲んでいます。

横にはお母さんらしき人がいました。

 

目が合ったのでかわいいなあと思いつつ、ニコッと笑って、その子の後ろの座席に座ることにしました。僕が後ろの座席に座ると、その子はストローから口を離し、体を反転してこっちを凝視してきました。

 

かわええーーーーーっ‼

ずっとこっちを見てくれるので、先ほどよりも強烈なスマイルをあげるも、

表情は無。

※この子はフリー素材画像で漁った子どもの写真ですので関係ありません。イメージです。

 

 

不思議そうにこっちをみるその姿がまた愛らしくて、この子をどうにか笑わしてやろうと湧き上がる無駄な闘志。ここからバスの座椅子や両の手を利用したひとりひょっこりはん攻めを試みる。

 

 

 

 

 

が!

無。

 

 

ならばと、周りの目を気にしながらの一人変顔大会を繰り広げるも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無。

 

 

 

 

あれ?

この子は感情を子宮に忘れてきてしまったのかな。

 

 

 

 

いや、待てそんなはずはない。

僕に笑わせられない子どもなどいるはずはない。

VS 3歳~10歳までの子供においては自分で言うのもなんだが無類の強さを持っている自負がある。

 

一番手っ取り早いのは「ちんちん」「うんち」「おっぱい」の三大子ども大好きワードを使うことだが、さすがにこの狭い密室バスでそのワードを一人でぶつぶつ言い始めたら、例え子どもの笑顔が見れたとしても、僕の未来から笑顔が消えてしまう可能性がある。

そこで何か新しい手はないものかと過去の子どもとの思いでを辿ってみる。

 

 

 

時には、ボーリング場で隣のレーンの家族連れの子どもといつの間にか仲良くなりハイタッチをしていることもあった。

 

 

時には、森で全くしらない少年と肩を組んで、その両親に写真をとらせたこともあった。

 

 

 

その凄まじい経験から、僕はその時、その場所、その子供にあった笑いを提供するべく脳をフル回転させてこの感情なき子どもを笑わせる方法を模索した。

 

 

 

 

 

 

 

結果

ないね。

全部、「ちんちん」「うんち」「おっぱい」で得た人望だね。

それ取られちゃうと僕子どもとコミュニケーション取る術をもたないね。

なので、諦めてスマホをいじくりまわすことに。

※これは僕ではありません。プレゼントをフリマアプリで探すサンタさんだそうです。

 

とりあえず、メルカリで「パンツ」と調べたらどんなん出品されてるんだろうとこの写真のようなつらでしばらくスマホを扱い、移動時間を楽しむことに。

 

 

そろそろ降りる駅かなとフと視線を前方に移すと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え、まだ見てるやん。

 

どうしたん?

そこまで無表情で長時間見られるとちょっと怖くなってくるんだけど。そもそもこの隣のお母さんらしき人も、娘が見知らぬ男15分以上凝視してんだから何かしらのアクションを起こそうよ。

と思い、改めて母親らしき人を見てみると無茶苦茶ギャルちっくな爪で携帯をいじり倒している様子。

 

 

ここまで来ると僕もどうしたらいいのか分からないので、

とりあえずガン見返しをしてみることにする。

※この人は僕ではありません。出勤前に自らを確認するお医者さんだそうです。

 

 

 

 

 

この激しい攻防の末、

少女は恐怖を感じたのか僕に背を向け、元の姿勢に戻っていった。

 

よかったよかった。

僕もこれ以上無駄な争いはしたくなかった。

少し大人げないが、少女にも有意義な時間の使い方を学んで欲しかった。

これで心置きなくメルカリでパンツ調べられるわとスマホに視線を戻した

 

 

その時だった・・

 

 

 

 

「お母さん、お母さん、後ろの人ね、あのね、なんかね、歯がね、なんかね、すんごいよ。」

 

 

 

少女の声が静寂のバス車内にこだまする。

バス車内の老若男女が一斉にこちらを見たのち、視線を下に落として肩を震わせる。

 

慌てふためく母、

無邪気に語る少女、

メルカリパンツに全神経を集中して何も聞こえていないふりをする僕。

 

 

その時、僕は生まれて初めて自分が出っ歯であることに気づく。

少女にとってそれは未知との遭遇。

それはそうだ。

少女はこの世に生を受けて、まだ5年も経っていなかろう。

これから先、この子は沢山の未知と遭遇する。

好きな人ができ、初めての恋に出会うだろう。

困ったとき、それを支える一生の友に出会うだろう。

道に迷ったとき、道を示してくれる恩師に出会うだろう。

 

 

そして今日、

彼女はたまたま出会ったのだ。

バスに乗ったとき、すごくこっちを見てくるすんごい歯をした人間に。

 

 

その感動を言葉にするかどうか、

それを判断する能力に彼女はまだ出会っていない。

そう。出会っていない。

ただ、それだけなのである。

彼女は何も悪くはないし、

彼女の人生における初めてに僕はなれたのだと胸をはるべきだと思う。

必死に謝る母に、僕は僕自身にそれを言い聞かせて、

「全然大丈夫ですよ。気にしないでください。」と笑顔で答え、

 

気づけば、目的地の3つ前のバス停に降り立っていた。

空は青く澄み渡り、夏を感じさせる熱気が僕に降り注ぐ。

 

 

 

僕は一歩、また一歩と降り立ったバスの背を追いかけ、ゆっくりと歩きだす。

 

 

 

 

 

今日はいい天気だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども怖えええええええええええええええええええええーーーーーーっ‼

 

 

 

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