心理学を駆使して教習所の女の子を落としにかかった話

どーも、チコリータです。

嘘です。青木です。独身です。

山梨に転勤が決まったとき、上司の皆さんが「山梨に行けば、農家の娘さんを紹介してもらえるはずだから、楽しんで来いよ」と言って見送ってくれましたが、何事もなく無事一人で東京に帰ってきました。信玄餅が美味しかったのが一番の思い出です。

 

今日は僕の山梨に行ってからの思い出を少しだけ語りたいと思いますので、しっかりと目を閉じて、耳を澄ませて心の眼で読み進めていただければ幸いです。

 

それではどうぞ↓

心理学を駆使して女の子を落としにかかった話

僕は19歳の時、東京にきた。免許は持っていなかったが、それでも東京にいて交通の便に困ることはなかったので、この先も一生誰かの助手席で爆睡しているものだと思っていた。

 

立川駅で乗り換えて、ビールを飲みながら約1時間半、車内から見える緑は時間の経過とともに増えていき、1時間も経った頃には僕の中である感情が爆発していた。

 

 

 

 

 

「そうだ。免許をとろう。」

 

 

僕は24歳にしてようやく免許をとる覚悟を決めたのだった。

 

 

 

 

 

ここまで書いて言うことではないのだが、

みんな目を開けて読んでくれ。頼む。

 

教習所なんてものは、高校の卒業間際か大学の夏休みなんかにとる人が多く、山梨もその例外ではなかったため、教室は若い男女で溢れていた。

 

ここだけの話、僕は若い女の子が死ぬほど好きだ。社会人の方は分かると思うが若い女の子はすごくいいのだ。何が良いって、もうあれだ。すごくいいのだ。

ということで、僕はこの楽園で僕だけの武田信玄を探すことにした。

 

ミッション1

まずは、お友達からだ。いきなり「僕だけの武田信玄になりませんか?」と言っても駄目だってことくらい、僕だって分かる。

 

「一人ですか?」

「実は僕もなんです。社会人やっててなかなか話せる人もいなくて…、もしよかったら友達になってくれませんか?」

 

 

これだろ?

スーツを着た年上のお兄さんがネクタイ緩めながら、下から丁寧にお願いしてきたら女子キュンキュンするのお兄さん知ってるもんね!

 

 

まずは一人で机に座っている女の子を探して、さりげなく横に座…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

 

 

 

一人でいる女子いなくね。

 

 

 

 

 

 

 

大学の友達同士で群れ作ってね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてマドンナは大体その中心にいね?

ガード固くね?

DQN守ってね?

教習所にサンダルでくるやつ多くね?

 

 

 

無理だ。

あの集団の中にスーツを着た社会人が突入しても、事故が起こるのは目に見えている。まずDQN怖いし、そこまでコミュニケーション能力高くもねえし、何ならほぼ童貞だし、そういえば僕は右わきがだ。

 

 

色んな言い訳を考えて、僕は数日間一人で黙々と講習を受けていた。

 

友達のいない教習所は地獄だった。講師が講義中にウケを狙った発言をしても周りの反応を確認しながら笑わなければいけないし、休憩時間は居場所がないから、タバコを連続で3本くらい吸い込まないといけない。講本を忘れても誰にも借りることができないから教習所に置いてあったケインコスギが表紙を飾る古い雑誌にラインマーカーを引いて必死に忘れたことを隠蔽しなければならない。

 

 

このままではダメだ。この生活があと1週間で終わるなら何とか我慢できる。でも社会人の僕がそんなハイペースで免許を取得するのは不可能だ。この生活が続けば僕の肺は一瞬で暗黒に包まれてしまうし、何よりラインマーカーを引かれたケインコスギが誰にも見てもらえないなんて無念すぎる。

 

 

僕はこの状況を打破するため、一晩じっくり考えある作戦を実行することにした。

 

 

今、お弁当をトイレで食べている人間は是非この作戦を実践してみてほしい。少し高度なテクニックと観察眼並びに腕力を必要とする手法だが、これさえマスターすれば君も明日からきっとDQNの中心でケインコスギにラインマーカーを引ける程の人気者になっているはずだ。

 

 

作戦内容はこうだ。

①筆箱の中身をぶちまける。

②優しい集団が拾ってくれる。

③鉛筆を取ろうとした指と指が優しく触合う。

④恋が始まる。

⑤武田信玄降臨。

 

 

最高。

③から④への移行は簡単ではないが、少なくとも③まで行けば可能性は無限大に広がるはずだ。

 

行動しなければ、人は変われない。

そして行動しなければ

ブスの恋は一生始まらない。

 

 

だから僕は実践する。

 

 

作戦決行日、僕は早めに教室に入り、中央の机を陣取り、大量の筆記具が入った筆箱を机の片隅にセットした。講義の時間が近づくにつれ、いつものように集団で大学生グループが続々と教室に入ってくる。さあパーティーの始まりだ。

 

(ここから目を開けて読み始めてしまった人へ。これからしばらく無差別テロ実行犯みたいな文章が続きますが、僕はただ筆箱をぶちまけて注目を浴びたいおじさんなので安心してください。)

 

 

 

 

 

 

まだだ。

 

 

 

まだ足りねえ。

 

 

 

 

もっとひきつけろ。

 

 

 

もっとだ。

 

 

 

もっと集まれ。

 

 

 

 

 

よおし。いいぞお。

 

 

 

 

だいぶ集まってきたなあ。

 

 

 

 

クククク…

 

 

 

 

何も知らない愚かな年下の女の子達め。

 

 

 

 

 

これからこの教室が鉛筆の海になるとも知らずに笑いやがって。

 

 

 

 

 

 

そんなお前らに面白いショーを見せてやるよ。

 

 

 

 

 

くらいやがれぇええええ!!!!!

 

 

 

 

 

 

おらぁぁあああああああ!!!!!

 

 

 

 

 

ガシャーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

見ろぉぉおおおお!!!!!!

 

 

 

 

 

俺を見ろぉぉおおおおおおおお!!!!!!

 

 

 

 

もっともっと俺を見ろぉぉおおおおおお!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふっはははははははっははは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見るだけじゃなくて頼むから一緒に拾ってください。

 

 

 

 

 

 

 

え。

 

 

 

 

 

ここの子たちはあれかい?

 

 

 

 

 

 

 

 

心がないのかい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心が死んでいるのかい?

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなぶちまけた鉛筆おじさん一人で拾うのしんどいよ。

 

 

 

 

 

 

授業始まっちゃうよー。

 

 

 

 

 

 

 

助けてよ。

 

 

 

 

 

 

 

ねえ。

 

 

 

 

 

 

ねえってば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

努力が必ずしも、成功につながるとは限らない。

 

 

 

 

 

 

 

けれど、成功者は必ず努力している。

 

 

 

 

 

 

Byケインコスギ

 

 

そう。そりゃ初めから上手くいくわけないよね。大事なのは沢山の失敗から何を学ぶか。落ち込むのはいつだって、そして誰だってできるんだから。だからね、僕はまだあきらめないよ。このあとタバコ5本くらい吸ったら、冷静に自分を分析できたから、今度こそ成功させるよ。

 

ステップ2

 

今回なぜ誰も拾ってくれなかったのか…

この問いについてはしばらく考えたが答えを出すまでにさすがの僕も時間がかかった。そして悩みに悩んだ末、僕は参考書を買ってこの問題と真摯に向き合うことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

少女漫画とヤバイ心理術。

そう何を隠そう、私は頭がいいのである。

私の見解はこうだ。

 

 

 

「少女漫画で乙女心をしっかりと理解したうえで97%の人を上手に操る心理術を実践したら100%やりたい放題じゃね」

 

 

 

 

 

 

 

 

もらたで工藤ーーー!!!!!!

 

 

実践開始

今回は前回の二の舞にならないよう、大勢にマシンガンを放つやりかたではなく、1匹の獲物をスナイパーが如くじっくり仕留めるやり方でいこうと思う。このために先輩に頭下げて、車で20分くらいかかるゲオまで送ってもらって少女漫画レンタルして本まで買ったんだ。失敗は許されない。

 

少女漫画のレンタルを返しに行くときには、車の助手席には彼女がいて、少女漫画を返した後は二人で次にみる映画を探すんだ。そうだなあ「刃牙」を見よう。二人で最大トーナメント見ながらイチャイチャしたいなあ。

 

 

 

妄想もしっかり固まった。

 

 

 

 

 

 

女心も分かる。

 

 

 

 

 

心理学だって学んだ。

 

 

 

 

 

 

あとはターゲットを探すのみ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いた。

集団教習で同じグループになった子だ。あまりキャピキャピしていない僕好みの清楚系女子。周りに仲間がいないため圧倒的チャンス。状況、ターゲットともにパーフェクト。あとは僕の頑張り次第。

 

 

 

 

 

僕は喋った。

 

 

 

 

 

 

出来る限り、

 

 

 

 

 

相手の表情、相手のしぐさを観察しながら

 

 

 

 

 

ゆっくり

 

 

 

 

 

ゆっくり

 

 

 

 

 

 

 

丁寧に

 

 

 

 

 

 

 

努力のかいあって、女の子は僕の話す言葉をニコニコとした表情でずっと聞いてくれている。

 

 

 

 

 

 

そして努力のかいあって、表情とは裏腹に体が「早く帰りたい」という合図をこまめに出していることに気づくこともできた(膝の方向が出口に向いている場合、時計をこまめに見ている場合などがこれに当たるそうです)。

 

 

 

 

 

 

 

 

よかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

淡い期待を持たずにすんだ。

 

 

 

 

 

 

お陰様で僕は一生懸命に免許取得の勉強に励むことができたし、入校から1か月半で卒業を迎えることができた。

 

 

 

 

だから、最高さ。

 

 

 

 

先輩から車を譲ってもらい、すぐにゲオにもいった。

 

 

 

 

僕の助手席に可愛い彼女はいなかったけど、1週間で見るには多すぎるAV女優たちがいたから何もさみしくなかった。

 

 

 

 

だから最高さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心理学、学ばなければよかったな。

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