妹よ

僕は妹が好きだ。

 

 

 

 

 

なぜって?

 

 

 

 

 

 

そりゃあ、可愛いからだ。

生まれてこの方、お兄ちゃんなんて呼ばれたことはないし、いつからか帰ってくる度に蔑まれ、僕の投げキスに対しては、マトリックスのような高度な避け方まで身に付けて、断固受け取ろうとはしてくれない。

 

それがなぜかは僕には全く分からない。

 

 

だけど、僕は妹が大好きだ!毎年誕生日はなんだかんだくれるし、家族の中で一番しっかりしてるし、小っちゃくて、ろり顔で、それでいてツンデレで、アニメの妹キャラの美味しいところをギュッと絞って出てきたのが、何を隠そう僕の妹である。そしてそんな妹に、なんと赤子が産まれる。つまり、妹キャラをギュッと絞って出てきた濃厚な妹果汁100%から、さらに濃厚な可愛い可愛い妹が出てくるのだ!

こうしちゃいられねぇ!!

 

 

 

 

 

 

起きろ!下駄箱ーーーーーー!!

 

 

 

弟:何…?

僕:ほのかの、ほのかの赤ちゃんのために俺らにできることをやろう。

弟:いや、俺らに出来ることって言われても…

 

 

馬鹿野郎!

これはお兄ちゃんって呼んでもらうための最大のチャンスなんだよ!ここで今後のお兄ちゃん生活決まるといっても過言じゃねえんだよ!行くぞ!

 

 

だとしても一人で行けよ。

 

バカ野郎!!

最近ブログ見てくれる人増えたから、これで頑張れば、お兄ちゃんもお前も女子の好感度間違いなく爆上げ確定だ!!

 

 

 

 

 

 

 

行こう。

 

 

 

というわけで、今回は僕ら二人で愛する妹のために、神社に安産祈願をしにくことになりました。

 

運転は弟にやってもらったんですが、途中で「ねえ見てみてハンドルにこうやって手をやるとウーパールーパーみたい。」と言われたので、車内は終わった空気のまま目的地の佐賀県を目指しました。

 

 

神社

クソみたいなウーパールーパー発言から、車を走らせること約1時間。ようやく目的地の神社に到着しました。

神社に向かう道中、弟の背中を見て、こいつも大人になったなあとなんだか感慨深いものを感じました。

 

でも足元はちゃんとパチンカスの休日みたいな恰好だったのでお兄ちゃんは安心しました。

 

神社の鳥居の幅が気になる人もいるかと思いましたので、一応分かりやすいポーズで写真を撮ってみました。僕の両腕の長さは大体僕のくるぶし92個分なので、それを基準に各々勝手に考えてみてください。

 

ちなみに神社にある木の幅はこんな感じです。僕の両腕の長さは弟のフル勃起ちんちんの9564本分なので、それを基準に考えていただければ、この木がとっても大きいことが分かってもらえると思います。

 

ちなみにこれは親にお見合いを急かされ、いやいや写真を撮るかと思いきや、いざシャッターを押すとそれらしい顔をする30代前半ばの実家通いOLだそうです。参考にしてください。

 

 

だいぶ話がそれてしまいましたが、目的である妹の安産祈願については真面目に行いました。二枚目の僕の写真は、肛門を見せびらかす変態おじさんではないので、絶対に参考にはしないでください。

 

ちなみにこの神社ではお参りをしたあと、杉の木の周りをまわると、夫婦円満、家内安全、子孫繁栄という豪華三点セットのお願いが叶うと言われています。

 

 

 

 

念のため、男二人で全力で回っておきました。

 

 

それから、お守りもちゃんと買いました。

神様、僕らはもう来世がウーパールーパーでも文句はいいませんので、母子ともに健康に出産させてあげてください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで俺たちの評価も爆上げ間違いなしだねお兄ちゃん!

 

そうだな。今頃、女子どもひいひいが止まってないぞ弟よ。ここまでいいことをしたんだ。せっかくだから、最後おみくじを引いて帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

弟:あー、はいはいはいはい。

 

 

 

僕:どんな感じ?どんな感じ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小吉!!

 

僕:恐ろしく紛らわしい顔だな。

弟:お兄ちゃんは?

 

 

 

 

僕:あー、はいはいはいはいはいはい。

 

 

 

 

弟:どんな感じ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大吉!

 

 

 

 

 

弟:ブログの流れ的には確実に大凶だね。

僕:最高に俺もそう思ったからテンションでごまかそうとしたのに…

弟:まあ何はともあれ大吉はよかったね。

僕:そうだな。これから最高にいいことがあると信じて、そろそろ帰るとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで?

 

 

 

いや、大吉だし、なんか勝てるかなって思って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうの嫌いじゃない。

 

弟:てか兄ちゃん、競馬やったことあるん?

僕:いや、あんまりない。でも今日は勝てる気がする。

弟:大吉だからな。俺は意外と競馬好きだから、俺が予想してやるよ。

僕:いやいい。お兄ちゃん今回とっておきの秘策あっから。

弟:どゆこと?笑

 

 

 

ちんこデカい奴が強いに決まってるだろ。デカい順で決める。

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうの嫌いじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

いっけーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく考えたら、ちんこ重いって走る上では損だよね。

 

 

 

 

 

僕:何?お前も負けたの?笑

 

 

 

勝ってるよ。

 

僕:恐ろしく腹立つ顔だな。

弟:馬って言うのはね、運とかそういうのじゃなくて、その馬の得意分野、距離、馬場状況なんかを総合勘案して考えなきゃダメなんだよ、お兄ちゃん、俺を信じる気になったかい?

 

 

 

 

 

僕:先生よろしくお願いします。

 

 

任せろ。

 

 

次のレース、荒れるな。昨日の雨のせいで、馬場状態が多少重たい。そこから過去のデータを基に逆算していけば、買い目っていうのは意外と簡単にでてくるもんさ。

 

 

僕:先生・・・

 

 

 

 

 

 

いっけーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、負ける日もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神様、もし願いが叶うなら弟の来世は靴べらでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談

本当はこんな感じの腐ったブログを投稿しようとしてたんですが、投稿直前に妹が無事出産を終え、可愛い姪っ子が産まれましたのでここに報告いたします。

神様こんな素敵な天使をありがとう。これからはもう少しだけ、人様の役に立つような生き方をしていこうと思います。

 

ほのかへ

本当によく頑張ったね。ほのかがここまでしっかりした大人になったのはお兄ちゃんを反面教師として生きたからだろう。それだけはお兄ちゃんゲボ人間やっててよかったなあって思ってる。これまでお兄ちゃんらしいこと何にもやってなくてごめんな。

俺はほのかのような妹を持てたことを本当に誇りに思っています。あなたにとって大変厄介なお兄ちゃんだとは思いますが、これからもよろしくね。

本当におめでとう。

そして本当にありがとう。

 

おわり。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。